不動産の買取とは、不動産会社に不動産を買い取ってもらうこと。一般的には、不動産会社が仲介者となり売主の代わりに買い主を探しますが、買取では不動産会社が直接買い主となります。
不動産会社は買い取った不動産にリフォーム・リノベーションをおこない、自社の商品として販売します。
市場に向けた販売活動は行われず、売り主と買取業者の間で交渉が成立すればすぐに買い取ってもらえます。見積もりをしてから早ければ一ヶ月ほどで売却が完了するので、早く現金化することができます。
不動産買取
不動産買取について
不動産買取とは
こんなお悩みの方へ
- 迅速に現金化したい
- 人に知られずに売却したい
- 仲介ではなかなか売れなかった
- とにかく査定してほしい
「買取」と「仲介」の違い
仲介売却 | 買取 | |
買主 | おもに個人 | 不動産会社 |
売却の期間 | 完了まで時間がかかる | 早期に売却手続きが完了する |
売却の価格 | 相場価格で売却しやすい | 相場価格よりも3割程度安くなりやすい |
費用 | 仲介手数料(3%+6万円+消費税)がかかる | 仲介手数料はかからない |
不動産買取の流れ
STEP 1
査定の依頼
STEP 2
買取価格の提示
STEP 3
打ち合わせ
STEP 4
売買契約を結ぶ
STEP 5
引き渡し
仲介手数料が発生しない
不動産は売るにも何かと費用がかかります。しかし、買取では不動産業者が直接買い取るので、仲介手数料はかかりません。仲介では購入者と売り主の間に業者が入るため、仲介手数料が発生します。仲介手数料は(売買価格 × 3% + 6万円) + 消費税となるので、1000万円で売却した場合、約40万円ほどが仲介手数料として支払うことになります。買取ではこれらが発生しないのはメリットと言えるでしょう。
売れるまでの期間が短い
仲介の場合、一般的には3ヶ月ほどで売却できることが多いですが、年単位でかかる場合もあります。
その点、買取の場合は不動産業者が直接買取ってくれるので、すぐに売買契約を結ぶことができます。現金化を急いでいる場合や、その後の資金繰りや引っ越しなどのスケジュールを早く組みたい人に向いています。
その点、買取の場合は不動産業者が直接買取ってくれるので、すぐに売買契約を結ぶことができます。現金化を急いでいる場合や、その後の資金繰りや引っ越しなどのスケジュールを早く組みたい人に向いています。
近所の人に知られず売却できる
仲介の場合、新聞折り込み広告やポータプルサイトに物件情報が掲載されるため、近隣の方に売り出し中であることが知られる可能性もあります。一方、買取であれば不動産会社とのやりとりのみなので、近所の人に知られることなく売却を完了することができるのがメリットです。
瑕疵担保責任が無い
瑕疵担保とは、引き渡し後に発見された問題などに対して責任を持つことです。シロアリ被害や配管の不具合、漏水など、見えない欠陥についての責任があります。仲介の場合は売り主に瑕疵担保責任があることが多いですが、買取では不動産業者が所有者になるため、売り主の瑕疵担保責任は免除されます。売却後に欠陥が発覚したとしても、後から修理費などを払う必要はありません。
売り出し中に内見などの対応が必要ない
買取では、不動産業者が見て確認するのみ。売り出し中に内見などの対応が必要ありません。
仲介売却の場合は、購入を検討中の人や物件探し中の人に向けて内覧会として自宅を開放する必要があります。実際に見てもらい、その物件の特徴や仕様を知ってもらうためにはかかせません。
仲介売却の場合は、購入を検討中の人や物件探し中の人に向けて内覧会として自宅を開放する必要があります。実際に見てもらい、その物件の特徴や仕様を知ってもらうためにはかかせません。